拳功房でナイフで首を斬られたら、どう対応するか?と言う身体操作を練習していたら、今のはどうやったの?と突然林先生登場。
本当は5時半に日暮里で待ち合わせしていたのですが、生徒の試合が早く終わってしまったのでしょう。
4時頃に早くも道場についてしまったようです。
私が見本を見せ、生徒のナイフを0、1秒くらいの反応でよけていたら、その身体操作は最も速い。と林先生。全身の力を抜いて、身体の奥の筋肉を震わせるようにして動く。プルン!と震えるように動きつつワンツースリーまで出す。格闘技でもすばやく動くときに使える。と林先生。なんと喧嘩術にもやはり身体を速く動かす身体操作はあったのです。
今、川嶋先生が気の力の解明の原稿をすすめていますが、林先生も経験的によく似た動きをします。経験を積むと、一瞬の攻撃にも人は対応できるようになります。
林先生がおっしゃるように、その前提は全身の脱力。これができると震わすだけで距離がなくとも威力も出せる。全く中国武術と一緒ですね。こうした高度な身体操作は武術や流派を超えて共通しているようです。
今週の金曜の夜からは私を中心にそうした研究会を発足させる予定です。参加者は拳功房の黒帯以上。今のところ一般募集はなし。
武術の研究は奥に行くほど面白くなってきますね。
ナイフ受けの練習中に突然登場する怪しい人物。
身体を震わせる身体操作を見せる林先生。肩甲骨を上手く使います。
林先生の寸勁は威力ありそう。
後ろから殴られたらどうするんですか?という佐藤君の質問に、ワシは大丈夫。パンチがツルツルで滑ってしまうから、と喧嘩術の極意を伝授。
最後はやはりこれでしょ。今回のテーマは喋る男は女にモテない。