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中国武術の組み手ルールとは?

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お盆休みの為、人は少ないですが、逆に普段来れない生徒が来れたりするので、今日は珍しく組み手がメイン。
組み手って一体どんなルールでやるの?と疑問に思いますよね。そう、それが一番大切。中国武術にも、空手やキックのマネをした散打大会や、最近流行りのライトスパー大会などがありますが、いずれも武術の組み手としては不充分。むしろやればやるほど武術の動きから遠ざかりかねません。
空手やキックでなく、できるだけ中国武術の動きをしましょう、と主催者が言ってもそれはムリ。これは主催者の責任放棄であり、そのルールで勝とうとすると自然に中国武術の動きになるのが本来の中国武術ルール。主催者はそれを提示する責任があるのに、これまで誰もやってこなかった。
と言う訳でブドステが新しい武術トライアルを企画中。すごいメンツが凄いルールで戦うことになりそう。詳しくはそのうち紹介しますが、今日はそのルールに沿って八極拳と蟷螂拳の組み手。いや面白かった。実戦武術ルールだと猛虎硬巴山とかムチャクチャ使えそう。太極拳や六合短捶も強い。まさにカンフーワールド大展開。中国武術は使えるぞ。

パーソナルスペースからの打ち合い。必ず有利な体制になるのは六合短捶の十字欣。

使いやすいのはやはり寸勁。相手が動いた瞬間打ち込みます。


寸勁から相手の両手を封じてカオ。北派の代表的技も決まりやすい。


これは対複数のn-1をルール化したもの。複数の相手からタックルを喰らったらおしまいです。

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