沈剛老師の呉式太極拳に参加しました。
剣を使った準備運動で全身を引き伸ばしてから、三十式を通して行い、続いて六式までを動作の解説をしていただきながら練習します。
後半では、四正推手に入ります。単独で反復し、動きの順番を覚えたら、相手と向き合い、離れた位置で始め、徐々に距離を縮め、四正推手となります。相手と実際に接すると、最初は動きが狂いましたが、冷静に順番と接触点を確認しながら行うと、次第に無意識に行うことができるようになってきました。沈剛老師からは、実際に手合わせをしながら、肘の位置や重心移動、手の接触点などを詳しく指導していただきました。
推手の後に、六式までを復習してから、最後に三十式を通して行い、3時簡に及ぶ練習を終了です。
套路を行っていると、手の平と指先にピリピリした感じがします。特に眠くなってくることが最大の反応でした。山田編集長によれば、α波が出ていて、いいことだ、とのことですが、かなり眠くて、沈剛老師が説明をしてくださっている間に、あくびが出そうになったのは困りものでした(笑)。
昼間はウェイトでしたが、その筋肉疲労は消えてしまった感じがします。
ウェイトでは、鍛錬部位に出力を集中させますが、それ以外は脱力をはかっています。ムエタイでは、自律動作でも、反作用を受ける瞬間でも脱力します。
最近、脱力ができ始めていただけに、沈剛老師の「どの筋肉も使わずに動いてください」という指導に、すんなりと従えて、心地良く動き続けることができました。
ウェイトで究極の出力(鍛錬部位以外は脱力)、呉式太極拳で究極の脱力。ウェイトと太極拳の組み合わせは、絶大な効果を生みそうな気がしています。