ナイハンチの横移動で、足の内側重心を保ち、無反動化を促しますが、私は足の内側が床から離れてしまい、まったくできていません。土曜日格闘研究塾で川嶋先生に撮影してもらったときは「できていない」ことすら、わかっていませんでした。
足の親指→脛骨→大腿骨をつなぐ骨の図(『運動能力は筋肉ではなく骨が9割 THE内発動』より)。このイメージを記憶しておくと、無反動化を実行しやすいでしょう。
『運動能力は筋肉ではなく骨が9割 THE内発動』(川嶋佑[著] 発行・発売/東邦出版 本体価格1000円+税)6月22日(金)発売
川嶋佑先生の新作『運動能力は筋肉ではなく骨が9割 THE内発動』(発行・発売/東邦出版)の校正を終えた帰り道、川嶋先生の提唱する肩甲骨発動と足の内側重心を意識して1時間ほど歩いてから、電車に乗り壁などに寄りかかることなく立っていたところ、電車の揺れに際し、親指→脛骨→大腿骨をつなげる脚の無反動化を思わず行ったところ「カチッ」と骨がはまる感じがして、揺れに対して姿勢を維持し続けることができました。
これまで、電車の揺れには、膝を曲げてクッションにすることで対応していたのですが、脚の骨をつないで姿勢を保つことができ、骨の無反動化を初めて身体を通して実感できました。
土曜日格闘研究塾 https://kawashimayu.jimdofree.com/%E5%86%85%E7%99%BA%E5%8B%95%E7%90%86%E8%AB%96/%E5%9C%9F%E6%9B%9C%E6%97%A5%E6%A0%BC%E9%97%98%E7%A0%94%E7%A9%B6%E5%A1%BE/ で、川嶋先生の直接指導を受けながらも体得ができなかった無反動化は、武術や格闘技の動きの中より、日常生活の方が修得しやすいのではないか、と思いました。
今回の本では、無反動化を実現するための方法が紹介されていますが、実行して、もし難しいと感じたら、日常の動作で行ってみると、より簡単にできるかも知れません。