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アダプターの創始者はブルース・リーだった

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今日はBUDO-STATIONにウェブの取材が来たりして、ドタバタしていました。なにしろ一般の人には、まだまだ情報が行き渡っていませんからね。今は宣伝が大切です。
でも、クラスでは武術好きにはたまらない秘伝公開が毎日展開されています。
月曜の夜はジークンドーですが、瀬戸先生も毎週参加されてるせいか、段々技術が高度になっていきます。
昨日のトラッピングの高度な技術には驚かされました。こんな秘伝を最初から公開していいのか?という実戦の粋ばかり。私がこれらのコツに気づくのには十年以上かかりました。ホンのちょっとのコツやフェイント的な動きを入れるだけで、伝統の技が生き生きとした今日的な武術となるものです。
私はアダプターテクニックという概念で伝統武術の今日的な対応を考えました。伝統武術とは、情報の保存が本質なので、言ってみれば即席ラーメンみたいなもの。お湯をかければたちまち出来上がるが、そのままでは美味しくない。だから自分が武術を身につけて、応用する為には、ラーメンにお湯を入れる必要がある。ただ、伝統の技を伝える人も保存役として重要なのですが、最終的には、食べる人の為に保存食はある。
ブルース・リーはしっかりと武術を食べようとした人です。私から言わせれば、アダプターテクニックの創始者もブルース・リーですね。

パク・ダからラプサオの基本パターン。右手を合わせた搭手から

左手で相手の右手を押し付けつつ、右のストレートパンチ。相手は左手で受ける。

左手を下から差し入れ、小指からひっかけ、

自分の左腰に引くと相手は前傾して崩れる。これがラプサオ。同時に右裏拳のカウンターを入れます。

身体の大きな相手にも、左足にウェイトを移し、左腰に引きつけると必ず崩れる。

他にも、前手を押し付けつつ裏拳に変化。

パク・ダのあと、左手を差し入れ、さらに右手でパクを行い、左ストレートへ変化。

左手でパクしたら、そのまま左手刀を首筋に打つサッサオへの変化。この動きもフェイント動作を入れると避けられない。詳しくは実地で。

 

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