太極拳では、沾粘連随は誰でも知ってますが、果たしてそれを実技で表現できるでしょうか。中国の先生でも、なかなか納得のいく解説をしてくれる人はいません。
中国人は独特の文化をもとに説明原理を組み立てるので、そのまま日本人がきいてもよくわからないのです。
私も中国武術を学ぶ者として、ここが一番苦労しました。取材をして原稿に纏めるときも、正直、ほとんどチンプンカンプンのまま書いてるので、読む人にわかる訳がありません。
それをどうやって読者に伝えるか?考えたあげくの回答がBUDOカレッジでした。映像による講義形式ならば、わからないことを私や田口先生が質問してくらいつけば、具体例をあげてもらうことができます。映像で理解できるのがカレッジのメリットです。
難しい太極拳用語も今回初めて謎が解けます。ほとんどの人が初めて聞く話しばかりでしょう。太極拳は奥深く面白いぞ。
沈剛先生の連。後方の相手にも勁が伝わります。
秘伝の鍛錬法を皆で練習。