今日から新しく始まった武打星拳クラス。早くも生徒さんが集まりだして、一回目から熱気の入った稽古。
一体どんな稽古をするのか興味深々ですね。
まずしっかりとした基本功の後、香港武打星の拳、洪家拳の型。
高度な身体操作を学びます。
さらにグローブをつけて散打の基本。ワンツーやサイドキック、双按とカオ。
ちなみにこの四つの技を散打の基本にするところが瀬戸先生のセンスの良さ。実は拳功房でも、主な攻撃技の設定は同じ。双按とカオは、皆その重要性に気づきませんからね。
このあとは殺陣。プロの佐々木さんの指導が凄い。正中線を超えたら顔を振る。この時、肩や体幹をうまく使う。ボディなら何と撃ち抜かれた背中をでっぱらす。一種の聴勁。
瀬戸先生に言わすと、殴る前にしっかりと相手に伝える。その顔や声は、実は格闘技以上に実戦に応用可能。
強くなるだけでなく、相手がパンチやキックでうまく吹っ飛んでくれると気持ち良さそう。笑顔が絶えない楽しいクラスですよ。
基本功はしっかり。
これは洪家拳の背中から出す勁。小さな動きで相手を浮かします。
散打のミット練習。しっかりと十字勁を使ったサイドキック。見事です。
パンチが顔の正中線を過ぎたら顔を振る。顔だけでなく、肩もポイント。また、殴られた方向と逆に振るパターンもあります。
お腹を打たれたら背中を丸め、身体を縮める。もの凄い体幹の使い方が求められるんですね。