演武会7番目は川嶋祐先生。相対軸や内発動など画期的な理論を武術界、スポーツ界に投げかける川嶋先生ですが、先生が凄いのは、理論倒れにならぬよう、必ず自らの身体で検証と実証をすること。演武会でも、6センチ角の角材を下段回し蹴りで真っ二つにし、相対軸理論が物理的に効果があることを実証しました。また、型分解による身体操作や技は、自ら12月の素手顔面、金的有りの達人ルールに出場し、戦いを通して検証しようとしています。
その川嶋先生は内発動理論を整理し、その動きがそのまま護身に応用できるような体系を完成。個々の動きは怪我予防やダイエットにもなるというから驚きです。しかし、内発動理論の体系を貫くのは川嶋先生の武術観です。いかに危険を事前に察知し、回避、逃走するか?その訓練方法も内発動の基本に入っています。いわば、理論的に人間の潜在能力をアップする体系なので、当然スポーツや日常生活にも応用が利くわけです。
この画期的な内発動講座は毎週木曜一時から。単発参加の要望も高いため、一回3000円の講習参加も可能になりました。詳しくはウェブで。
体重が前足に乗り切る前に蹴りがヒットする相対軸的下段廻し蹴り。運動エネルギーが目標にロスなく伝わります。
正座して、押されても倒れません。下腹の結合がポイント。太極拳の重い身体もこれが秘密かも?
二本指を捕まれたら、腕の力では返せません。
しかし、肩甲骨を上手く使うと相手が崩れます。合気か?気の力か?実は内発動なら誰にでもできてしまいます。