川嶋先生の大発見。早速その内容を聞くと、なるほど大発見でした。おそらく太極拳や内家拳が理想とする身体操作と、その戦闘術理を初めて明らかにしたのではないでしょうか。
呉式太極拳などでも、骨と骨を開くように、それが太極拳の勁を作る、と言う説明を聞きます。ただ、我々日本人は、骨と骨を開くと言っても、具体的にどういう身体操作をすればいいのがピンときません。
また、陳家などでは、大きな繵絲勁を学んだ後、小さな抖勁に変えていくと言います。
楊家はそれをゆっくり行う型になったと言われますが、ここのところが我々にはピンときませんね。
川嶋先生ははっきり言います。ゆっくりだからできる。ゆっくりが一番速い、と。
もちろんこのゆっくりは難しい。相対軸や内発動ができないと。でも、できるとこんな不思議なことができる。
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ただのゆっくりも、ムチ的な加速も相手に抑えられてしまう。
しかし、体幹のある部分だけ速く動くと、ゆっくりなのに、相手の手は上がる。反応できない強い力が出る。まさに太極拳の究極の勁。太極拳の極意が理解できますよ。