BUDO-STATIONブログ ブドステ武術トライアル 山田英司

写真で見る武術トライアルの激闘

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先日の武術トライアルの記録の為、映像資料などをまとめています。カメラもプロの川保天骨氏に頼んだ為、いい写真が色々あり、写真だから気づくシーンがたくさんありました。
いくつか紹介しましょう。
まずは写真1がディスアームルール。安全性を考えスティックは柔目を使用。すると支点がつくりにくく、奪いにくい。結局寝技に持ち込み、武器の持ち手を動けなくして奪うのが現実的。
写真2は相手が2人のn-1ルール。今度は安易に寝技に行くともう1人からボコにされるという典型的な形。
n-1に慣れた拳功房の生徒は相手を一例に並べるようなポジション採り。これが写真3。襲う側が自爆しがちです。
写真4は利き腕にグローブをつけた小円。金的を打つ攻撃も認められていますが、カップをつけている為、すぐにガプリ四つの推し相撲への展開へ。
打撃は相撲の立会いの一瞬と同じく、一撃くらいの交錯しかありません。写真5は、その一瞬に野沢君の膝の入ったロー。対する南山君は膝を上げつつ右ストレートカウンター。野沢君はそれをスリップしてます。一瞬の間に両者はこんな攻防を行っていたのです。
写真6は防具付きの小円。呉式の日高さんはパンチを打たれながらも呉式の双按で相手を吹っ飛ばす。太極拳はこのくらいのワイルドさがあれば打撃に対しても充分使えます。
写真7は、この一瞬しかない打撃の間合いで、今野選手の見事な虎爪掌。唯一のKO勝ちでしたが、この動きは見事。まさに伝統武術の打撃は、こうした居合のような一撃必殺を目指すべき。今回の大会から教わることは多いですね。

写真I

写真2

写真3

写真4

写真5

写真6

写真7

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