5月11日、巌流島に出場が決定した酔拳野郎、今野淳選手が、今日、ブドーステーションで非公開の異種格闘技戦に挑みました。
相手は竹内一馬先生と瀬戸信介先生。
竹内戦では、瀬戸先生から伝授された酔拳の実戦の動きが、初めての相手にどこまで通じるか?の査定試合。
当然竹内先生にはその作戦は内緒です。最初は中々竹内先生もやりにくそうにしていましたが、時間が進むと、その穴を見つけたようです。こうなると伝統武術は辛い。3分3ラウンドの間に、寝技でタップ一回。最後はパンチで初めてのダウンを奪われ、アマキック無敗の今野選手、初の敗北。
ジークンドー強し!
この後、今野選手は瀬戸先生も酔拳の術理で戦うダブル酔拳試合。酔拳のやりにくさと強さを対戦者目線で体験させます。
戦いの映像は瀬戸先生、竹内先生、私、田口先生とブドーステーションの粋を結集して分析。
何しろただ酔拳の動きをすればいいのではなく、それが巌流島ルールで有利にならなければいけないのです。
課題はたくさんありますが、なぜ酔拳は酔っ払った動きをし、それがなぜ戦いで有利になるのか?
今野選手が初めて満天下に示してくれるかもしれません。
酔拳の動きで竹内先生を惑わす今野選手。
3ラウンド目には竹内先生に動きを読まれ、
ついにパンチのメッタ打ちにあい、ダウン。
健闘を讃え合う両者。素晴らしい試合内容。非公開はもったいない。「試合前に厳しい目にあって良かった。」と今野選手。
これは酔拳同士の戦い。まさにファンタジーワールド。
最後は太極拳の双按。フワリとはね飛ばす秘伝。これも押し出しに有効。