一月二日から拳功房は練習。
毎年正月は武器をやりますが、今年は六合刀。私が一番嫌いな武器術ですが、嫌いな型からは学ぶものが多い。
松田先生と同様、私もピーコアは嫌いでしたが、今はピーコアは一番好きな型。
六合刀も立円ばかりで変な型だと思っていましたが、格闘技しか知らない今の生徒に武術の基本身体操作を学ばせるには一番いい。
武術の進歩は不可逆的なので、好きな型はどんどん変わっていくもの。
もし、昔から好きな型が同じだとひょっとして進歩が止まってるのかも。
伝統武術は型を通して身体操作と戦闘理論を深めていくものですからね。
型にこそ、秘伝があります。
蹴りの練習。塔手から
相手が押してきたら、右爪先を内に向けて流す。
頭を下げて足を下から振り上げ、
顔面を蹴る。蟷螂拳式後ろ回し蹴り。中国武術は後ろ蹴りを多用する戳脚のような武術もあります。