倉本塾に、倉本先生を訪ねました。ご無沙汰してたので、その間のご報告と明後日、ブドステ初の武術トライアルを行うご報告です。
ルールは1から4まであり、それぞれ別の実戦局面を切り取っています。
ルール1は狭い土俵からの押し出しで試合時間10秒。もともと10秒組み手や3秒組み手は倉本先生の発案なのです。先生はブドステルールブックを興味深そうに見られていました。
私が、キックや空手のルールでは、太極拳など中国武術は使いにくいが、このルールなら力を発揮できるのではないでしょうか、と言うと、倉本先生の答えは凄かったですよ。
「キックも柔道も太極拳もノールールで戦えば何が実戦的かわかる。」とのこと。
しかし、そうもできないので、防具を付けてルール化するのはしょうがない。
そして、「試合当日は用事があって行けないが、ぜひ映像を見せて欲しい」とのこと。ありがたい。こちらこそ、倉本先生には試合を見て批評をいただきたかったのです。
試合当日は川嶋先生や林先生も登場されるとのこと。実戦を知る先生方が、興味を持っていただけるのはありがたい。
しかし、ルール作りは大変。今は産みの苦しみです。
ルールブックを鋭い眼差しでチェックする倉本先生。「実戦性を追求しているルールだ。しかし、実際にやってみると穴が色々見つかるだろう。それでも、まずはやってみることだ。」とのお言葉をいただきました。