昨日は第1回のブドステ武術トライアル。参加者13名。拳功房は黒帯がほとんど参加した為、7名。他にマーシャルボディから野沢君、Tさん、ジークンドーから竹内先生の他2名。カンフーランドから酔拳野郎、今野選手。呉式からHさん。最高齢出場者は拳功房のKさん66歳。最年少はジークンドー高橋選手の27歳。こんな素敵なメンバーがほとんど総当たりで戦うので、野沢君対竹内先生、竹内先生対今野選手など黄金カード続出。
ルール4のディスアームルールは思ったよりスティックが奪いにくくドローが続出。ルール3のn-1対複数はトドメがなかなかさせないものの好勝負続出。ルール2の利き腕搭手ルールは打撃より、押し相撲的展開が多いのが予想外。ルール1は無構えルールラウンドでほとんど決着がつき、2メートル小円で戦うことの難しさを思い知らされました。
総括すると時間が短く、場所が狭いと打撃よりほとんどが推し相撲的展開。ただしその中では太極拳のカオや崩しは意外に有効。上手く使ってる者は型通り相手を押し出していました。
格闘技とは全く様相の異なる今大会を最多勝利で終えたのはなんと5勝を挙げた和尚こと江波戸君。これまで格闘技の大会ではなかなか勝てなくとも一番コツコツと練習を重ねてきたのでコンフーは身についていたようです。いわゆる尚雲祥タイプかもしれません。
次は4勝の酔拳野郎今野選手。カンフーマスターズクラスに入り、メキメキ武術力をアップしてます。
あまり大きなケガもなく、無事終わったことが主催者としては何より。今後の手答えも充分感じた面白い大会でした。
ルール4は、本気で叩いて来るスティックをディスアーム。寝技に持ち込み、奪い取る頭脳的な選手もいました。
ルール3はグローブをつけた2人が襲ってくるのでダブルパンチを食らうこともあります。
ルール2は写真のような陳式の第1動作が使いやすい。型の第1動作が大体どの流派にも一番実戦的な動作が入ってます。
搭手からの右拳の相打ち。竹内先生と酔拳野郎今野選手の素晴らしい戦い。
ルールIの無構えからの勝負は居合のように一瞬。今野選手の虎爪掌一発で対戦者を戦意喪失に。防具の上から利かすのは大したものです。
左は最多勝利5勝を挙げた拳功房、蟷螂拳クラスの江波戸選手。右は4勝を挙げたカンフーランドの今野選手。エクストラ試合で勝ち星を稼いだ江波戸選手はスタミナと集中力が凄かった。
林先生と川嶋先生を囲み、関係者と選手達。
終わったら皆で道場で乾杯。
酔っ払て寝てる林先生の横でジークンドー選手達。唯一のケガはジークンドーのN選手の鼻。実は対戦者でなく、n-1の仲間だった竹内先生のパンチの引きで肘が鼻に当たってダメージ。格闘技では考えられない仲間からの打撃。集団戦ではこうしたケガもあるのです。