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武術とは「もうダメだ」と言わない事

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「美人ほどダイエットや美容に熱心」とは、かつてダイエットも指導していた林先生の言葉。なぜ今週も林先生なのか?と言うと先週はK-1、今週は新空手全日本で、二週続けて上京されたのです。
林先生の理論からすると、健康法を心がけるのも、健康な人。強さを磨くのも、ある程度強さに自信がある人。
実際、武術を学ぶ人は、心のどこかで何か大事件に巻き込まれても、自分だけは最後まで生き延びる、という自信があるはずです。
この根拠のない自信は実は武術を学ぶ上でとても大切な気がします。林先生の本にも、戦時中何度も一人だけ生き残った親方の話しが出てきますが、その親方はどんなピンチても楽天的な発想を失いませんでした。
親方に言わせれば、船が沈み、海になげだされると、一晩でみなつかんでいた木切れを自分から離してしまう。親方はただ離さなかったのです。
よく、ちょっとピンチになると「もうダメだ」と弱音を吐く人がいます。私の身近にも何人かいますが、こう言う人は武術をやる資格がない。ひとことで言えば、武術とは「もうダメだ」と言いたくない人がさらにその言葉を確実に言わなくなる為に行うもの、と言えるかもしれません。だから、今の時代でも武術は学ぶ価値があるのです。

林先生が拳功房に乱入。

先週と同じ飲み屋なんで絵がほとんど同じ。

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