今日はインパクトの練習。まず、三才剣で四六から弓歩になり、剣がビュン!となるようにする。
不思議なことに、伝統の歩形、すなわち後ろ足のカカトを中心にして爪先を内に向けると剣はビュン!と音がします。
表演では、カカトを後ろに逃して弓歩になるのでこれでは音がしない。すなわち勁がでません。
剣で勁がだせるようになったら、四六から弓歩の突きも勁が出ます。そしてインパクト。
前足の震脚と共にうちますが、大抵は前足をドンと打ち下ろしつつパンチを出してしまいます。正しくは、目標に当たった瞬間は前足が浮き、インパクトで震脚。
一見同じに見えますが、威力とスピードが全然違います。
身体は山でなく、谷のライン。八極拳ではこうした身体操作で勁を目標に通します。
だから、後ろ足のカカトは必ず床についていなくてはいけない。
纒絲は後ろ足のカカトから出る、とはこう言う意味です。
和尚の拗歩捶。四六から、
弓歩の時前足を浮かす。頭の位置が上すぎ。
着地する勢いで打つと山になってまう。
これを修正。四六から、
頭の高さを変えず、拳が目標には当たる瞬間だけわずかに前足を浮かす。
あとは着地で自然に目標に体重が乗る。川嶋先生の相対軸理論と同じです。