今日は川嶋先生の内発動講習会。内発動の理論から、基本のストレッチ。その動きが、武術の身体操作にどう応用できるか、実技を交えながら解説してくれるので、ムチャクチャ面白い。その一つ一つが、これまで武術の秘伝とされていたような技の種明かし的な要素があるのです。確かに教わればスグにできても、教わらなければ一生分からないかもしれません。伝統の先生達は悪意がなくても、理論的な知識がないので、川嶋先生のように誰にでも再現性のある指導は無理ですね。
武術の技をいたずらに神秘化せず、ストレッチという概念で非日常的な身体操作を学ぶ。ただ、できるようになると、この非日常的な動きこそ、本来人間の持っていた合理的な動きだったのではないか、と思えてくるから不思議です。我々はまだ自分の身体に秘められた可能性をフルに引き出していないのかもしれません。
この可能性を引き出して活用しているのが、武術やスポーツの一流選手だとしたら、誰でもその境地に近づくことができるはず。今日の講習会は、参加者にそんな希望を抱かせてくれる素晴らしい内容でしたね。
下丹田を下ろして歩く。沈み、どっしりとしたパワーを生み出します。
下丹田の結合を覚えると、座っている女の子も、押されてもびくともしなくなります。
骨盤、背中、肩と後方へ。頭から反ると重い物を持ち上げられません。
これは右の骨盤を中心に動き、相手の作用点に寄りかかるようにすると、相手の腕は簡単に上がってしまう動作。
これは骨盤を引き、肩を前に出す引き伸ばし。タックルや首相撲などに応用が効きます。
皆んなで記念撮影。講習会が終わっても皆んなでマニアックな練習は続きます。