今日は珍しく人数が少なかったので、じっくりと散打の基本から。
まずは相手が推してきても、サッと引いても前手がついていける聴勁が必要。
この感覚があれば、相手が押してきた時、粘らせて下からスルリと寸勁が打てます。
武壇独特の欄捶もこうした聴勁から打ちます。ポイントは相手の腕に押されて上体が溜まり、前足が浮いてる最中に突きがあたる。
着地とともにインパクト。
欄捶が水平円で漏れたのに対し、立円は献肘。手首を粘らせつつ、斜め上からスルリと肘が抜けます。
前足が浮いているうちに相手にあたり、沈身でインパクト。
聴勁が効くようになると型通りの動きで一瞬でカウンターが取れるようになります。
1.塔手から
2.相手が前手押したら、粘らせつつ前足を浮かし
3.スルリと右手は抜けて欄捶。まだ前足は空中にあります。
4.着地とともに、仙腸関節を入れ、浸透勁。
5.同じく塔手
6.相手が顔の高さへ押してきたら、上へ流しつつ前足を進める。
7.前足着地前にひしは最短で当たる。
8.着地の沈身で全体重を乗せる。