マーシャルボディ 動画 野沢靖尚

4月11日(水)マーシャルボディ練習内容

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 ヤーンジョーラケー(わに歩き)、ビーコー(首ひねり)で基本的な身体操作を反復し、ガルーダ(腹をへこめ、胸を張り、横隔膜を上げる)からハヌマーン(両膝を軽く曲げて左右対称の形となる)を連打、そして実際の技はカウ(膝蹴り)へ。今回は正中線カウを主に行い、ミットで確認。
 続いてテッ(蹴り)。1つの技の中に含まれる、ビーコー、上体の後傾、横の結合など、複数の身体操作を各自が課題として取り組みます。少しずつでも、確実に向上していることが、ミットや撮影によって確認されました。
 今回から中間距離スパーを採用します。手を触れた状態から開始し、マッ(パンチ)は無しのルールです。自然にカウが多用されるようになり、パム(組み合い)へと展開していきます。身長の高い相手がカウを連打してくると、こちらは不利ですが、何とか距離をはずしながら対応しました。
 最後はマットロンクワーサーイのいわゆるワンツー。脚の無反動化を存分に使い、当たる瞬間に左肘が曲がり、次の瞬間に伸びて拳が自然に戻ってくる、本部朝基のようなフォームになります。これは、同時にムエタイのマッそのもののフォームにも近づいていることになります。
 90分の予定が、120分に及んで終了しました。


拳功房から参加の佐藤康平君。一見、不安定なフォームに見えますが、パシュート勁、ビーコー、ガルーダなど、必要な複数の身体操作を忠実に行えるようになってきています。今後、どう変わっていくか? 成長過程の記録です。


ジークンドーの指導を担当する竹内一馬先生も、マーシャルボディで技を磨きます。さすがにカウが伸びます。上体の後傾も、いい感じです。


マッに合わせてのテッサーイ。ミットの持ち手に攻撃してもらうことによって、正しい身体操作の修得を目指します。

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