今日は竹内先生と新しいカリスティック製造の為の買い物、テレビのプロデューサーとの打ち合わせ、試合を終えた川嶋先生が来社しての試合の総括会、と慌ただしい一日でした。
試合映像を見ながら川嶋先生の解説と反省点は、聞く側にとっても勉強になりました。
初めてのリングや、初めてのルール、初めての興行の雰囲気の中で川嶋先生は凄まじいプレッシャーを感じていたのでしょう。いつもより間合いが近く、動きが硬い。相手のパンチを食らったあと、無心になりいつもの動きに戻ったようです。組みあいでの超接近戦での頭突き。相対軸の震腰。ぶるっと身を震わせるような身体操作から繰り出される頭突きはまさに寸勁。相手は一瞬で沈みましたが、見ている人間は何をやったのか全くわからない。まさに時代劇の殺陣みたいですね。
レスリングでも総合でもムエタイでも簡単に相手の頭に自分の頭を寄せていきますが、川嶋先生の震腰の頭突きがあると、これらの接近法は怖くて使えなくなります。これまでの接近技術は、頭突きが禁止された格闘技ルールだったから有効だったのかもしれません。
まさに格闘技の常識を根底から覆しかねない、川嶋先生の武術的な動き。凄い戦いを見ました。
川嶋先生と反省会。竹内先生や野沢君も試合前は川嶋先生のスパーの相手を勤め、野沢君はセコンドと動画撮影を担当しました。皆川嶋先生の勝利にホッとし、乾杯。いつの間にか祝勝会へ。
川嶋先生の超接近しての頭突きを教わりました。やられる方は全くみえません。
寸勁の距離なので、震腰ができないと威力がでません。詳しくは川嶋先生の内発動を勉強して下さい。