例えば、写真のゴンナパー選手のミドル。日本人以上に、大きく予備動作を取っています。日本人は軸足を90度に開いたり、引き手をこんなに大きく取ったりしない。予備動作が大きく、バレバレだと言われてしまうでしょう。
ところが、試合になると、タイ人の蹴りは避けられない。蹴るのがわかっていても喰らってしまったりします。
予備動作をなくす努力も大切ですが、予備動作があるのになぜ相手が避けられないのか?を解明することはもっと大切。
実際に試合で使いこなしている先輩が大勢いる実証済みの技術なのですから。
今日はウィラサクレック会長の指導による「達人になる!ムエタイ奥技 全公開」の撮影。ゴンナパー選手と野沢君の協力でむちゃくちゃ面白い映像が撮れたぞ。
終わった後はビールで乾杯。会長にインタビューがてら様々なお話をお伺いしました。
この絶対公開できない会長のNGトークも凄い。いずれ会長のケンカ術の本を出しても面白いかも。
ゴンナパー選手のディアム。豪快な予備動作。
会長の予備動作。蹴りが来ると思わせて、
実際にはアッパーの予備動作でした。パンチ自体の基本フォームがボクシングとは全然違う。
ブドカレ「達人になる!ムエタイ奥技 全公開」は初心者だけでなく、プロが見ても驚く内容です。
まあ、一杯飲みねえ。この肩の凝らない取材が私も大好きです。つい3時間も飲んでしまいましたよ。