今日はクリスマス。生徒さんからも、色々とプレゼントもらいましたよ。しかし、最近知りましたけど、クリスマスって別にキリストの誕生日でも何でもないそうですね。
この日にキリストの誕生を祝っているだけ。ではなぜ、多くの人がキリストの誕生を祝うのか?
おそらくキリスト教が宗教として優れているからでしょう。人は宗教に死の恐怖の克服を求めます。世界三大宗教と言われるキリスト、イスラム、大乗仏教はいずれも死の恐怖から人を解放しようとします。とくにキリスト教は魂が不滅で最後の審判を経て肉体も復活すると教えているのですから、そりゃ死後の恐怖も和らぐでしょう。
最もその体系を作ったのはキリストでなく、新約聖書を書いたパウロ。天才的な弟子のおかげで単なるユダヤ教の罪人が、復活する神の子になり、西洋に魂の不滅を広めてしまいました。
だから彼らはゾンビが好きですよねえ。最後の審判の日には、多くの人がゾンビみたいに生き返ると言う教え。
日本人にはピンと来ませんね。明らかに我々の死生観、宗教観とは違う。
こうした宗教観に思いをはせるのが、本来の正しいクリスマスの過ごし方なのです。