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藤原先生はやはり鉄人だった

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皆さんのおかげで無事手に入れた藤原vs土谷戦のDVDをゴールデングローブジム(元藤原ジム)までおとどけしました。藤原先生は今、キックの指導を引退し、こちらのジムではもっぱらゴルフの練習。毎日健康の為の運動だそうです。しかし、まさか藤原先生ご本人と藤原vs土谷戦のDVDを観戦できるとは思いませんでした。何か感激です。
藤原先生が流血したのは、やはり土谷選手の右ストレートだったようです。前蹴りで流血したのは鈴木戦。この時はマウスピースが口にぶつかり、唇に穴があき、唇の内に5針、外も5針。血を飲み込みながら、藤原先生はあの大逆転を演じたんですね。
そんな藤原先生は現役時代の猛鍛錬のツケが来て、身体はボロボロ。毎日鉄柱を蹴っていたスネや足の甲は骨がバラバラになっていた為、55歳を過ぎると足に痛みが出て歩行困難に。両足とも一度切断し、ボルトで足の甲を止めたそうです。脊髄も鍛錬のしすぎでボロボロになり、手が動かなくなり、手術で回復したそうです。凄まじい話しですが、そんなピンチも笑い話しで切り抜け、元気に毎日ゴルフをやっているのですから、やはり鉄人。今は健康法や、護身の研究なども行なっているそうです。藤原先生の護身術、興味ありますよね。
そんな藤原先生からのお願い。藤原先生とプッパートノイ(プッパーノイ)がルンピニーで戦った映像をもう一度見たいそうです。藤原先生が元王者から二度ダウンを奪われた後、敵地で逆転勝ちした壮絶な試合です。もし映像をお持ちだったり、入手方法をご存知でしたら、是非お知らせ下さい。よろしくお願いします。

懐かしそうに試合を見る藤原先生。

藤原先生と三ノ輪の飲み屋で乾杯。

藤原先生の足のレントゲン写真。骨はバラバラです。

藤原先生は稽古は基礎体力作りの他に上手くなる稽古と強くなる稽古を分ける。上手くなるには、シャドウで相手を想定し、どんな体勢からも反撃できるようにする。例えばアッパーをうったら、

そのまま肘打ちに繋げる。自分で工夫し、技を作る時間が大切。

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