オンラインでも打陰陽両不接を公開してしまったので、今日は基本に隠された打陰陽両不接の練習。
何と武壇の冲捶の一本目の第一段階。
すなわち一番最初に習う基本に最高秘伝の打陰陽両不接が入っていたのです。
馬歩で冲捶を打ったあと、弓歩になり、寸勁を打ちます。この時、順式呼吸から逆式呼吸になる。
これが八極の陰陽。時間的な打陰陽両不接になります。
これが浸透勁であり、樋勁。槍で刺した後、穂先を捻りながら突き込む動きを素手でも行います。
身体の中の波紋の起こし方の秘伝。八極は打った後のインパクトを大切にします。
こうしたインパクトに対しては手では流せないので太極拳の推手のように身体で流す技術も必要になるわけです。
伝統武術に無駄な伝承はありません。
実際に人体に打って螺旋の波紋を感じるしかありません。
沈墜で馬歩になり冲捶。ここまで逆式。
弓歩になり、後ろからの纒絲を伝える。ここから逆式。
波紋が奥まで伝わるのを人体で確認。