今日は練習の後、沈剛先生のオンライン撮影。これまで太極13勢の説明を細かく説明してもらいましたが、後半は太極拳の実技。
呉鑑泉先生が型を学ぶ前の基本として行った太極操練。最初は歩法と骨の開発。
24式や表演の弓式は、後ろ足のカカトがしばしば後ろに流れます。
私はこれを見ると昔から違和感を感じていました。私は松田先生から、徹底して後ろ足カカトをずらすな。カカトを中心にして、つま先を内にむけろ、とおそわり、徹底して練習してきたからです。
これがなければ纒絲勁が生まれません。だから自分でも徹底してきたし、生徒にもこれだけは徹底させています。
そんな時に表演の人が見栄えがいいからといってカカトをずらすのを見るとイラッとくるわけです。
そんな私が感動するのが呉式の基本。劉雲樵先生や松田先生と同じく、カカトを中心につま先を内に入れる動作を徹底して繰り返す。
拳功房の基本と同じ。これが伝統武術の動き。太極拳講義は内容的に秘伝のオンパレードです。
これも呉式の基本。骨盤を動かさず呼吸を学ぶ。太極拳の身体操作が理解できます。
終わった後はビール。呉式の加藤さんは拳児を2セット大人買いする拳法マニアです。