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レック会長のムエタイ理論は凄いぞ。

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今日はアントジムのレックハーイマツモト会長が登場。小さな身体で全日本キックの全盛時に軽量級で活躍し、若い時からタイのジムで修業して来たレック会長はまさにムエタイの生き字引。私のようなムエタイマニアで技術マニアの人間には会長のお話が面白くてしょうがありません。
ムエタイの選手は皆強いのですが、その理を分かりやすく説明できるムエタイ選手は皆無です。
日本人にはできない身体操作をタイ人はほぼ先天的にでき、後天的にさらに磨きをかけるのがムエタイボクサーの動き。
まず、動きに対する認識の差を理解しないと、タイ人の動きの本質がわからない。それにはムエタイルールでどのようにして勝つか?というセオリーの認識も大切。
この辺りを経験豊富なレック会長はサラリと解明。まさに目からウロコ。
例えば立ち位置。タイ人のプレッシャーをかける立ち位置が昔からナゾだったのですが、レック会長によると、強いタイ人はこちらの攻撃が当たらない位置ではなく、堂々と当たる位置に入ってくる。相手の当たる位置は自分の攻撃も当たる位置だからです。
何という自信。相手より攻撃力があると言う自負がなければできない戦法。そりゃ相手はプレッシャーを感じるはずです。
レック会長のお話は極めて武術的。コンフーとは何かを改めて教えられた気がします。

小さくても相手の首相撲の動きを止めるライケン。推手のように相手の腕に貼り付いてしまいます。


日本人がやりがちな首相撲封じ。実は両手をひきつけてはいけない。

むしろ両手をクロスして差し出す。なんと伸筋優位のが締め付けが強くなるのです。


ちょっと早いけどミニ忘年会開始。

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