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ムエタイの基本はワニ歩き

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マーシャルボディ・ムエタイの練習会。より、実戦性と即戦力となる動きを追求しようと思ったら、合理的な体幹の動きを身につけるのが一番。実はムエタイの動きは、ヤーンジョラケーというワニ歩きが基本。相対軸で言う左右引き伸ばし。これにビーナーという顔面捻りを加えて頭の重さを上手く使う。この体幹動作ができたら、日本人が苦手な膝蹴りや、ムエタイ式のミドル、さらにはタイ式のパンチもすぐに打てます。
日本人のクセとして、腰を水平に回して威力を出そうとします。空手やボクシングも基本、腰の水平運動から力を出すので、頭でも理解しやすい。でも、これは中心軸。身体をフルに活かすムエタイでは、実は腰の水平回転はほとんど用いず、体側や上丹田、中丹田、そして落下と浮上をフルに活かす体系。そう、ムエタイは相対軸で内発動なのです。むろん、空手やボクシング、他のスポーツでも上級者はこうした動きをしますが、ならば最初から相対軸や内発動理論の動きを基本にした方が上達が早い、というのがマーシャルボディの考え。そして、その基本の第一がワニ歩きという訳です。実際、わずか1時間の間に、体験者の蹴りは、みるみる重く、素早く、かつバランスが良くなります。終わった後は、希望者同士がスパーリングも行いますが、今習った技が、すぐにスパーリングで確認できるのが、マーシャルボディの面白さ。
ラウンド制で集中して行うので、短時間でも消費エネルギーは莫大なので、女性や中高年のダイエットにも最適。
マーシャルボディ・ムエタイはサラリーマンの為に毎週水曜、夜7時から8時までのクラスも設けました。一度体験するとやみつきになりますよ。

左右に身体を折るワニ歩き。これがムエタイパワーの秘密。

パンチの時にも顔面捻り。威力を増すだけでなく、防御も完璧。もう顔面パンチは怖くない。

野沢先生が持つミットに、顔面捻りを加えると、威力が増すだけでなく、パンチももらわない。相対軸だからできる動きです。

実は左側に身体を傾けた方が左の膝蹴りも威力が増す。中心軸だと、右側に傾きがち。ミットを蹴ると如実に違いが出ます。

回し蹴りも左へ身体を締めるのがポイント。水平回転の回し蹴りは、右に傾きがち。相対軸理論がムエタイの基本となっています。

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