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川嶋理論の進化は止まりません。

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川嶋先生登場。最新作「気の解明」が、予想通り業界に波紋をなげかけていますが、そんな川嶋先生は早くも次回作の企画を。
今回も、凄い。ある意味「気の解明」以上に業界に衝撃を与えるかも。
テーマは広い意味での上達論。別な言い方をすれば、太極拳や合気道などの伝統系の技術が、なぜ実戦で通用しないのか?通用させるにはどのような練習が必要なのか?
その理論化を進められており、それはそのまま武術一般の極意の理論化にも繋がります。
さらにその理論は武術だけでなく、日常生活にも応用が効くもの。
千日を持って鍛、万日を持って錬。では鍛の三年間で何を練習し、錬では何を求めるのか?極めて具体的に解明。現役で指導の現場にいるからこそ見えてくる理論ですね。
多くの指導者が、このことを理解すれば、生徒のレベルを確実に引き上げることも可能になるはず。上達論はそのまま教育論に繋がりますからね。
川嶋理論の進化は止まりません。


例えば合気道などの小手返し。突いた腕が止まっていれば技は簡単にかかります。しかし実戦ではすぐに手を引かれてしまい、なかなかかかりません。


実戦で使う為には流動化と圧力が必要。突く前に抑え、打撃に気を捉われれば相手の居着きを誘うことができます。

この能力があれば、技は簡単にかかる。問題は伝統の体系の中では一部の人しかこうした能力が磨かれないこと。

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