腕と大腿で相手をはさむようにして倒す、さまざまな武術で使われる技で、私も得意にしていますが、内発動の身体操作で行うと、一瞬にして床へ叩きつけられます
川嶋佑先生の新著「内発動のコツ 骨の使い方を知れば誰でもスポーツ名人」(仮題)の写真撮影を、4月10日(火)、BUDO-STATIONにて行いました。
基本的に私が撮影担当なのですが、相手が必要になる場面では、相手役となる一人二役です。
今回、相手をおいての写真は、武術の技そのものというより、力の伝わり方、伝え方、相手の構造を変化させる方法などが中心となります。
技を受けるのではないので、気楽に臨んだところ…
崩しでも、倒しでも、先生は内発動・相対軸で動くため、瞬時に技となって私の身体をとらえ、崩しに耐えようとすると関節が引きちぎられそうになり、まともに倒されると床へ叩きつけられ、強大なダメージを与えられます。
無防備のまま受けると、怪我をするのは確実なので、必死で逃しましたが、それでも衝撃は強烈で、打撃技をもらうのとは、また違った恐怖、倉本先生が言われる「厳しい技」を体験させていただきました。
武術に限らずスポーツ全般に通じる理論を展開する本ですが、もちろん、実戦性の高い武術の技もふんだんに紹介され、目の肥えた武術愛好家の方々に、きっと満足していただける内容となるでしょう。