ジャッキー拳概論。今日も勉強になったなあ。昔からの私の持論なんですが、ブルース・リーの武術はスポーツ的、格闘技的な魅力を映画でアピールしてました。チャック・ノリスと準備運動してから戦ったり、ボブ・ウォールとわざわざ塔手してから戦ったりするのは、正々堂々と言えば言えますが、実戦では有り得ない男のロマン。
対するジャッキー・チェンはスタントとして有名ですが、これは環境を利用して戦うからです。喧嘩術的、武術的な魅力を表現している。
今日の瀬戸先生の解説でも、ジャッキーの動きの実戦性と武術性を再認識。映画の解説の形を借りた武術秘伝の教授ともいえます。
まさに楽しみながら見てるだけで強くなる。今風の新しい武術との付き合い方の提案でもあります。
相手の右手をからめながら、足を斧刃脚。
脱力した足は、そのままボディへの回し蹴りに。
右足を振り抜くと、
一転して飛び上がり、旋風脚。この辺り、節拳の三不落地でしょうか。
顔面に右足。プロの佐々木さんの食らい方がうまい。