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倉本塾忘年会の試し割りと武術観

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今日は毎年恒例倉本塾の忘年会。毎年倉本塾の演武内容は高度化していきます。ヤシの実も、川嶋先生が回し蹴りで、佐藤先生は掌底で、島村師範は正拳で斬り裂いてしまいます。昔はそんな技でヤシの実が割れるとは思いませんでしたからね。
今年興味深かったのは、倉本先生の即興武器。本やセルロイドコップなど、その辺にある物を武器にする。
本は丸めて鉄槌のように握る。コップもテッシュや手拭いを中に入れるだけ。この武器を武道経験のない一般の女性に持ってもらい、板を叩くと割れてしまう。すごい武器化ですね。
肉体の武器化はあんなに時間がかかるのに、日用品の武器化はこんなに簡単。武器の利用は重要な護身技術であり、武術の根本。むしろ、素手より武器を中心に身体操作や戦闘法を考えた方が伝統武術の形や技術はわかりやすいと私は考えます。それを現代に生かそうとする倉本先生の武術観には、ホント、驚かされます。

川嶋先生の回し蹴りによるヤシの実わり。

佐藤先生の掌底ヤシの実割り。

島村師範の正拳ヤシの実割り。

倉本先生の日用品の武器化。

一般の女性でも、丸めた本で板は一発。

酔っぱらうと武術話しはとまりません。川嶋先生と驚くべきマニアックな技を。川嶋先生の今の研究は秘伝の打陰陽両不接でした。

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